サイトを運営していると、閲覧者が増えると共に、
サイトに掲載しているお問合せや、メールアドレスから
頻繁に迷惑メールが来るようになってきます。
これは、ネットに公開しているサイトなどからアドレスを次々コピーして、
botなどを使って、一斉に詐欺メールを送信されるからです。
毎日の様に、頻繁に少し内容を変えて送られてきます。
その内容と言えば
・〇〇銀行のクレジットカードが不正に利用されました
・A〇azonで商品が購入出来ませんでした
・ETC利用紹介サービスで解約予告のお知らせ
とか、見るからに迷惑メールであることが分かるものや
中には巧妙に作成された、〇〇サーバーの不正利用が見られました、などのメールが届き
そのメールアドレスが、実際のサーバー会社とそっくり等、本当に区別のつかないものも増えてきました。
そんな迷惑メールですが、大半がbotを使用しています。
また、中国など海外からの、日本語が少し変な物も多く見受けられますね。
そんな迷惑メールを防ぐためのツールとして活躍してくれるのが
「reCAPTCHA」です。
reCAPTCHAとは、Googleが提供している無料のツールです。
よく、サイトを開くときにこんな画像が出てきますが、それが、このreCAPTCHAです。
reCAPTCHAは、ウェブサイトやアプリケーションにおいて自動化されたスパムやボットからの保護を目的として使用される技術です。以下にreCAPTCHAの内容、メリット、およびデメリットを説明します。
※内容
reCAPTCHAは、一般的にウェブフォームやログインページなどのユーザー認証プロセスに組み込まれます。ユーザーがフォームを送信したりログインしたりする前に、画像認識やパズルなどのタスクを実行する必要があります。これにより、ユーザーが人間であることを確認し、ボットによる不正なアクセスやスパムの送信を防止することができます。
※メリット
1.スパムやボットからの保護: reCAPTCHAは、ボットが自動的にアクセスしやすいウェブサイトやアプリケーションに対して追加の防御を提供します。ユーザーがreCAPTCHAを通過しなければ、スパムや不正なアクセスを制限することができます。
2.シンプルな実装: reCAPTCHAは、ウェブサイトやアプリケーションに比較的容易に統合できます。Googleが提供するAPIやプラグインを利用することで、実装が簡略化されます。
※デメリット
1.ユーザーエクスペリエンスの低下: reCAPTCHAの使用により、ユーザーが追加の手順や認証タスクを実行する必要が生じます。これにより、ユーザーエクスペリエンスが低下する可能性があります。また、一部のユーザーは画像認識やパズルなどのタスクが困難である場合があります。
2.プライバシーの懸念: reCAPTCHAは、使用者が人間であることを確認するために、ユーザーの行動やデバイス情報を収集する必要があります。これにより、プライバシーの懸念が生じる場合があります。Googleはデータの収集と利用に関するプライバシーポリシーを公開していますが、一部のユーザーはデータの収集に懸念を抱くことがあります。
以上がreCAPTCHAの内容、メリット、およびデメリットの概要です。reCAPTCHAの使用には、セキュリティと利便性のバランスを考慮する必要があります。
運営しているサイトに頻繁にこんな迷惑メールがきたら、
本当に問い合わせなのか、詐欺メールなのか、
もしくは、ウィルス感染させる目的のものなのか
判断するだけでも非常に手間と時間がかかります。
アフィリエイトで利益が上がり始めて、問い合わせも多くなってきたと言う方は検討してみてもいいかもしれません。
ただし、最後にこんなことをいうのも何ですが、サイトの表示スピードに少し影響が出ます。
その変も考慮のうえご検討ください(#^.^#)
(※reCAPTCHAは、Wordpressをご利用であれば、プラグインを使用することで簡単にインストールし利用することが出来ます。
そのインストール方法などは、ネットで検索すれば直ぐに沢山解説されているので参考にしてみてください。)